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ClickHouseがMicrosoftとの協業を拡大、Fabric統合、より深いOneLake相互運用性、エンタープライズ向けの柔軟なデプロイを実現

alex faditya
2026年9月29日 · 8分で読む

バルセロナ — 2026年9月29日 — AI 時代のデータレイヤーとなったオープンソースのリアルタイム分析データベースを提供する ClickHouse は 2026年9月29日、The European Microsoft Fabric + SQL Community Conference において、Microsoft との戦略的コラボレーションの大幅な拡大を発表しました。今回の発表には、4つの主要なマイルストーンが含まれます。Microsoft Fabric 向けネイティブ ClickHouse ワークロードの提供開始、OneLake 読み取りの一般提供 (GA)、OneLake 書き込みのパブリックプレビュー、および Microsoft Marketplace における ClickHouse Bring Your Own Cloud (BYOC) の提供開始です。

今回の拡充は、Microsoft エコシステムにおける ClickHouse の継続的な拡大を基盤としています。データ集約型の組織は、ClickHouse Cloud on Azure を利用して、リアルタイムのオブザーバビリティ、ビジネスインテリジェンス、AI/ML パイプライン、大規模な分析アプリケーションを強化しています。この連携強化は、次世代の分析と AI に向けて、高速で柔軟かつオープンなインフラをデータチームに提供するという、ClickHouse と Microsoft 双方のコミットメントを反映したものです。

ClickHouse のプロダクトおよびエンジニアリング担当プレジデントである Yury Izrailevsky は次のように述べています。「Microsoft との協業を拡大することで、顧客のデータが存在する場所へと、ClickHouse のパフォーマンスとデプロイの柔軟性を直接届けることができます。両社のエンジニアリングチームが緊密に連携したことで、これらの機能は Microsoft のデータプラットフォームの上に単に重ねるのではなく、シームレスに統合されました。共同の利用者は、標準化しているプラットフォーム間での妥協を迫られることがなくなります」

Microsoft Fabric 向け ClickHouse ワークロードによるサブ秒単位の分析

Microsoft Fabric 向け ClickHouse ワークロードが、Fabric ワークロードハブを通じてパブリックプレビューで利用可能になりました。これにより、Fabric エクスペリエンスに ClickHouse クエリエンジンが直接組み込まれ、データチームは Fabric から離れることなく、OneLake クエリをサブ秒単位の応答時間へと高速化できます。

共同の利用者にとって、そのメリットは明快です。Fabric は統合されたデータ資産、ガバナンス、ビジネスユーザー向けのインターフェースを提供し、ClickHouse はスピードを提供します。これまでレイクハウスから直接処理することが実質的に困難だった、高い同時実行性を求められるエージェント型ワークロード、リアルタイムの対話型ダッシュボード、オブザーバビリティが、ユーザーが期待するレイテンシで実行できるようになります。個別のクラスターをプロビジョニングする必要も、ETL パイプラインを維持管理する必要もありません。

Microsoft の Microsoft IQ および OneLake 担当バイスプレジデントである Dipti Borkar 氏は次のように述べています。「オープンかつ標準ベースのフォーマットを使用して OneLake にデータを統合することが、顧客の迅速なイノベーションを可能にすると私たちは確信してきました。OneLake 上で稼働する Fabric で ClickHouse ワークロードが利用可能になったことで、共同の利用者はプラットフォーム間でデータを移動またはコピーすることなく、分析や AI を実現するためのクラス最高の分析エンジンを選択肢として活用できるようになります。このコラボレーションは、単一の統合されたデータ資産上でチームが実行できる領域を、パートナーエコシステムが拡張する好例です」

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OneLake からの Apache Iceberg テーブル読み取り (GA)

OneLake Table API を使用して OneLake から Iceberg テーブルを読み取る ClickHouse のサポートが一般提供 (GA) となりました。利用者は、データの複製や取り込みステップを行うことなく、OneLake で管理されている Iceberg テーブルを ClickHouse から直接クエリできます。

これにより、ガバナンスの効いたレイクハウスと高速な分析エンジンのどちらかを選択せざるを得なかった、従来のデータチームの摩擦が解消されます。組織はデータ資産の信頼できる唯一の情報源 (Single Source of Truth) として OneLake を維持しながら、その全データに対して ClickHouse のクエリエンジンを適用できます。

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OneLake への Apache Iceberg テーブル書き込み (パブリックプレビュー)

認証情報ベンディング (credential vending) を伴う OneLake Table API を使用して、OneLake へ Iceberg テーブルを書き込む ClickHouse のサポートがパブリックプレビューとなりました。これにより、ClickHouse ユーザーは処理結果を、任意の Fabric エンジンから読み取り可能なガバナンスの効いたオープンフォーマットのテーブルとして OneLake に書き戻せます。

これにより、データライフサイクルが完全に循環します。OneLake からデータを読み取り、ClickHouse のスピードで変換および集計を行い、Power BI、ノートブック、その他の Fabric エコシステムが利用するレイクハウスへと書き戻すことが可能になります。

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ClickHouse BYOC が Microsoft Marketplace で利用可能に

ClickHouse Bring Your Own Cloud (BYOC) が、Microsoft Marketplace を通じて Azure ユーザーに提供開始されました。BYOC により、組織は自社の Azure テナント内で ClickHouse Cloud を実行でき、自社のデータ環境に対する制御を手放すことなく、フルマネージドサービスの運用の容易さを享受できます。データが利用者の環境から外に出ることはありません。IAM ポリシー、ネットワーク制御、暗号化設定は利用者が直接所有・管理し、プロビジョニング、アップグレード、監視、スケーリングは ClickHouse が管理します。厳格なデータレジデンシー、コンプライアンス、またはデータ主権要件の下で運用している企業にとって、BYOC は妥協することなく ClickHouse Cloud を導入するための道筋を提供します。

Microsoft Marketplace での提供により、両製品を既存の Microsoft 契約を通じて調達でき、Microsoft Azure Consumption Commitments (MACC) の消費対象にもカウントされるため、企業バイヤーの調達摩擦を軽減します。

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ClickHouse について

ClickHouse, Inc. は、AI 時代のデータレイヤーとなったオープンソースのリアルタイム分析データベース「ClickHouse」を提供する企業です。最新のアプリケーションや AI エージェントが求めるスピード、スケール、効率性を目的に構築された ClickHouse により、企業はリアルタイム分析、データウェアハウス、オブザーバビリティ、AI およびエージェントのオブザーバビリティ、トランザクションワークロードを実行できます。DoorDash、Ramp、Meta、Tesla、Cisco、Visa を含む 4,000 社以上の顧客が ClickHouse 上でシステムを構築しています。サンフランシスコ・ベイエリアに本社を置き、アムステルダム、ロンドン、ニューヨーク、シンガポール、シドニー、東京にオフィスを展開する ClickHouse は、Dragoneer Investment Group、Khosla Ventures、Coatue、Altimeter Capital、Index Ventures、Benchmark、J.P. Morgan Private Capital、BDT & MSD Partners、Craft Ventures、20VC などの投資家からの出資を受けています。詳細は clickhouse.com をご覧ください。

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