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主キーの確認

主キーで並べ替えや絞り込みをしているつもりでも、クエリが想定より遅いことがあります。この記事では、主キーが実際に使われているかを確認する方法と、使われていない主な理由を紹介します。

テーブルの作成

次のようなシンプルなテーブルを考えます。
ソートキーの2番目のエントリに toUnixTimestamp(timestamp) が含まれている点に注目してください。

データを投入する

このテーブルに1億行のデータを投入します:

基本的なフィルタリング

codeでフィルタすると、出力にスキャンされた行数 (49.15 thousand) が表示されます。これは、合計1億行の一部にすぎないことがわかります。
さらに、EXPLAIN indexes=1 句を使って、索引が使用されていることを確認できます:
スキャン対象となったグラニュール数 8012 が、合計 12209 の一部にすぎないことに注目してください。以下でハイライトされているセクションは、主キーが使用されていることを示しています。
グラニュールは ClickHouse におけるデータ処理の単位で、通常はそれぞれ 8192 行を含みます。グラニュールとその絞り込み方法の詳細については、こちらのガイドを参照することをお勧めします。
ソートキーの後ろのキーでフィルタリングしても、タプル内でそれより前にあるキーでフィルタリングする場合ほど効率的ではありません。その理由については、こちらを参照してください

複数キーでのフィルタリング

codetimestamp を条件にフィルタリングするとします:
この場合、2つのソートキーの両方が行の絞り込みに使われるため、読み取る必要があるグラニュールは 87 個のみです。

ソートでキーを使用する

ClickHouse は、効率的なソートのために順序キーを活用することもできます。具体的には、 optimize_read_in_order 設定が有効な場合 (デフォルト) 、ClickHouseサーバーはテーブルの索引を使用し、ORDER BY キーの順序でデータを読み取ります。これにより、LIMIT が指定されている場合でも、すべてのデータを読み取らずに済みます。そのため、大規模データに対する小さな LIMIT 付きのクエリは、より高速に処理されます。詳しくは、こちら および こちら を参照してください。 ただし、これには使用するキーが一致している必要があります。 たとえば、次のクエリを考えてみましょう。
ここでは、EXPLAIN pipeline を使って、この最適化が適用されていないことを確認できます。
ここでの MergeTreeSelect(pool: ReadPool, algorithm: Thread) という行は、この最適化が使われていることを示すものではなく、通常の読み取りであることを示しています。これは、テーブルのソートキーに timestamp ではなく toUnixTimestamp(Timestamp) を使っているためです。 この不一致を修正すれば、問題は解消されます。
最終更新日 2026年7月3日