ClickStackでの検索
ClickStack は、イベント(ログやトレース)に対してフルテキスト検索を行うことができます。イベントに一致するキーワードを入力するだけで、検索を始めることができます。たとえば、ログに「Error」が含まれている場合、検索バーに「Error」と入力するだけで見つけることができます。
同じ検索構文は、ダッシュボードやチャートでのイベントフィルタリングにも使用されます。
自然言語検索構文
- 検索は大文字と小文字を区別しません。
- 検索はデフォルトで完全な単語に一致します(例:
Error
はError here
に一致しますが、Errors here
には一致しません)。部分的な単語に一致させるには、単語をワイルドカードで囲むことができます(例:*Error*
はAnyError
およびAnyErrors
に一致します)。 - 検索語は任意の順序で検索されます(例:
Hello World
はHello World
およびWorld Hello
を含むログに一致します)。 - キーワードを除外するには、
NOT
または-
を使用します(例:Error NOT Exception
またはError -Exception
)。 - 複数のキーワードを組み合わせるには、
AND
およびOR
を使用します(例:Error OR Exception
)。 - 正確な一致は二重引用符で指定できます(例:
"Error tests not found"
)。

カラム/プロパティ検索
column:value
を使用してカラムや JSON/マッププロパティを検索できます(例:level:Error
、service:app
)。- 比較演算子(
>
、<
、>=
、<=
)を使用して値の範囲を検索できます(例:Duration:>1000
)。 - プロパティの存在を検索するには、
property:*
を使用します(例:duration:*
)。
時間入力
- 時間入力は自然言語の入力を受け付けます(例:
1 hour ago
、yesterday
、last week
)。 - 単一の時点を指定すると、その時点から現在まで検索します。
- 時間範囲は、時間クエリのデバッグを容易にするために、検索時に常に解析された時間範囲に変換されます。
- ヒストグラムのバーをハイライトすることで、特定の時間範囲にズームインすることもできます。
SQL 検索構文
検索入力を SQL モードに切り替えることができます。これにより、検索のための有効な SQL WHERE 句を受け入れます。これは、Lucene 構文では表現できない複雑なクエリに便利です。
SELECT 文
検索結果に表示するカラムを指定するには、 SELECT
入力を使用します。これは検索ページで選択するカラムのための SQL SELECT 式です。エイリアスは現在サポートされていません(例: column as "alias"
は使用できません)。