odbc テーブル関数
ODBCを介して接続されたテーブルを返します。
構文
引数
引数 | 説明 |
---|---|
connection_settings | odbc.ini ファイル内の接続設定のセクション名。 |
external_database | 外部DBMS内のデータベース名。 |
external_table | external_database 内のテーブル名。 |
ODBC接続を安全に実装するために、ClickHouseは別のプログラム clickhouse-odbc-bridge
を使用します。ODBCドライバが clickhouse-server
から直接ロードされた場合、ドライバの問題がClickHouseサーバーをクラッシュさせる可能性があります。ClickHouseは必要なときに自動的に clickhouse-odbc-bridge
を起動します。ODBCブリッジプログラムは、clickhouse-server
と同じパッケージからインストールされます。
外部テーブルからの NULL
値を持つフィールドは、基本データ型のデフォルト値に変換されます。たとえば、リモートMySQLテーブルのフィールドが INT NULL
型の場合、ClickHouseの Int32
データ型のデフォルト値である0に変換されます。
使用例
ODBCを介してローカルMySQLインストールからデータを取得する
この例はUbuntu Linux 18.04およびMySQLサーバー5.7で確認されています。
unixODBCおよびMySQL Connectorがインストールされていることを確認してください。
デフォルトでは(パッケージからインストールされた場合)、ClickHouseはユーザー clickhouse
として起動します。したがって、MySQLサーバーでこのユーザーを作成して設定する必要があります。
次に、/etc/odbc.ini
に接続を設定します。
unixODBCインストールの isql
ユーティリティを使用して接続を確認できます。
MySQL内のテーブル:
ClickHouseでのMySQLテーブルからのデータ取得: