OFFSET FETCH 句
OFFSET
と FETCH
を使用すると、データを部分的に取得できます。これにより、単一のクエリで取得したい行のブロックを指定します。
offset_row_count
または fetch_row_count
の値は、数値またはリテラル定数にできます。fetch_row_count
を省略することもできます。デフォルトでは、1に等しくなります。
OFFSET
は、クエリ結果セットから行を返し始める前にスキップする行の数を指定します。
FETCH
は、クエリ結果に含まれる最大行数を指定します。
ONLY
オプションは、OFFSET
によって省略された行に直後に続く行を返すために使用されます。この場合、FETCH
は LIMIT 句の代替として機能します。例えば、以下のクエリ
は、以下のクエリと同じです。
WITH TIES
オプションは、ORDER BY
句に基づいて結果セットの最後に位置する追加の行を返すために使用されます。たとえば、fetch_row_count
が5に設定されているが、5行目の ORDER BY
カラムの値に一致する追加の行が2行ある場合、結果セットには7行が含まれます。
注記
標準に従って、OFFSET
句は両方の句が存在する場合、FETCH
句の前に来なければなりません。
例
入力テーブル:
ONLY
オプションの使用例:
結果:
WITH TIES
オプションの使用例:
結果: