clickhouse-static-files-disk-uploader
指定されたClickHouseテーブルのメタデータを含むデータディレクトリを出力します。このメタデータは、web
ディスクによってバックアップされた読み取り専用データセットを含む別のサーバーにClickHouseテーブルを作成するために使用できます。
データを移行するためにこのツールを使用しないでください。代わりに、BACKUP
およびRESTORE
コマンドを使用してください。
使用法
コマンド
コマンド | 説明 |
---|---|
-h , --help | ヘルプ情報を表示します |
--metadata-path [path] | 指定されたテーブルのメタデータが含まれるパス |
--test-mode | テストモードを有効にし、指定されたURLにテーブルメタデータでPUTリクエストを送信します |
--link | ファイルを出力ディレクトリにコピーする代わりにシンボリックリンクを作成します |
--url [url] | テストモードのためのWebサーバーのURL |
--output-dir [dir] | 非テストモードでファイルを出力するディレクトリ |
指定されたテーブルのメタデータパスを取得する
clickhouse-static-files-disk-uploader
を使用する場合、目的のテーブルのメタデータパスを取得する必要があります。
- 対象のテーブルとデータベースを指定して、次のクエリを実行します:
- これにより、指定されたテーブルのデータディレクトリへのパスが返されるはずです:
テーブルメタデータディレクトリをローカルファイルシステムに出力する
ターゲット出力ディレクトリoutput
と指定されたメタデータパスを使用して、次のコマンドを実行します:
成功すると、次のメッセージが表示され、output
ディレクトリには指定されたテーブルのメタデータが含まれているはずです:
テーブルメタデータディレクトリを外部URLに出力する
このステップは、データディレクトリをローカルファイルシステムに出力することに似ていますが、--test-mode
フラグが追加されます。出力ディレクトリを指定する代わりに、--url
フラグを介してターゲットURLを指定する必要があります。
test
モードが有効になっていると、テーブルメタデータディレクトリはPUTリクエストを介して指定されたURLにアップロードされます。
テーブルメタデータディレクトリを使用してClickHouseテーブルを作成する
テーブルメタデータディレクトリを取得したら、それを使用して別のサーバーにClickHouseテーブルを作成できます。
デモを示すためにこちらのGitHubリポジトリをご覧ください。この例では、web
ディスクを使用してテーブルを作成しており、これにより異なるサーバーのデータセットにテーブルを接続できます。