system.part_log
Querying in ClickHouse Cloud
このシステムテーブルのデータは、ClickHouse Cloudの各ノードにローカルで保管されています。そのため、すべてのデータの完全なビューを取得するには、clusterAllReplicas
関数が必要です。詳細については こちら をご覧ください。
system.part_log
テーブルは、part_log サーバ設定が指定されている場合にのみ作成されます。
このテーブルには、MergeTree ファミリーテーブルにおける データパーツ に関連するイベント、例えばデータの追加やマージに関する情報が含まれています。
system.part_log
テーブルには以下の列が含まれます:
hostname
(LowCardinality(String)) — クエリを実行しているサーバのホスト名。query_id
(String) — このデータパーツを作成したINSERT
クエリの識別子。event_type
(Enum8) — データパートに関連する発生したイベントのタイプ。次のいずれかの値を持つことができます:NewPart
— 新しいデータパートの挿入。MergePartsStart
— データパーツのマージが開始されました。MergeParts
— データパーツのマージが完了しました。DownloadPart
— データパートのダウンロード。RemovePart
— DETACH PARTITION を使用してデータパートを削除または切り離す。MutatePartStart
— データパートの変異が開始されました。MutatePart
— データパートの変異が完了しました。MovePart
— データパートを1つのディスクから別のディスクに移動。
merge_reason
(Enum8) —MERGE_PARTS
タイプのイベントの理由。次のいずれかの値を持つことができます:NotAMerge
— 現在のイベントがMERGE_PARTS
以外のタイプです。RegularMerge
— いくつかの通常のマージ。TTLDeleteMerge
— 期限切れデータのクリーンアップ。TTLRecompressMerge
— データパートの再圧縮。
merge_algorithm
(Enum8) —MERGE_PARTS
タイプのイベントのマージアルゴリズム。次のいずれかの値を持つことができます:Undecided
Horizontal
Vertical
event_date
(Date) — イベント日。event_time
(DateTime) — イベント時間。event_time_microseconds
(DateTime64) — マイクロ秒精度のイベント時間。duration_ms
(UInt64) — 持続時間。database
(String) — データパートが含まれるデータベースの名前。table
(String) — データパートが含まれるテーブルの名前。part_name
(String) — データパートの名前。partition_id
(String) — データパートが挿入されたパーティションのID。この列は、パーティショニングがtuple()
の場合はall
の値を取ります。path_on_disk
(String) — データパートファイルを含むフォルダーへの絶対パス。rows
(UInt64) — データパート内の行数。size_in_bytes
(UInt64) — データパートのサイズ(バイト単位)。merged_from
(Array(String)) — 現在のパートが構成されているパーツの名前の配列(マージ後)。bytes_uncompressed
(UInt64) — 非圧縮バイトのサイズ。read_rows
(UInt64) — マージ中に読み取られた行数。read_bytes
(UInt64) — マージ中に読み取られたバイト数。peak_memory_usage
(Int64) — このスレッドのコンテキストで割り当てられたメモリと解放されたメモリの最大の違い。error
(UInt16) — 発生したエラーのコード番号。exception
(String) — 発生したエラーのテキストメッセージ。
system.part_log
テーブルは、最初にデータを MergeTree
テーブルに挿入した後に作成されます。
例