system.metric_log
Querying in ClickHouse Cloud
このシステムテーブルのデータは、ClickHouse Cloudの各ノードにローカルで保管されています。そのため、すべてのデータの完全なビューを取得するには、clusterAllReplicas
関数が必要です。詳細については こちら をご覧ください。
system.metrics
および system.events
テーブルからのメトリック値の履歴を含み、定期的にディスクにフラッシュされます。
カラム:
hostname
(LowCardinality(String)) — クエリを実行しているサーバーのホスト名。event_date
(Date) — イベント日付。event_time
(DateTime) — イベント時刻。event_time_microseconds
(DateTime64) — マイクロ秒の解像度でのイベント時刻。
例
スキーマ
このテーブルは、XMLタグ <schema_type>
を使用して異なるスキーマタイプを設定できます。デフォルトのスキーマタイプは wide
で、各メトリックまたはプロファイルイベントは別々のカラムに保存されます。このスキーマは、単一カラムの読み取りに最もパフォーマンスが高く効率的です。
transposed
スキーマはデータを system.asynchronous_metric_log
に似た形式で保存し、メトリックとイベントを行として格納します。このスキーマは、マージ中のリソース消費を削減するため、リソースの少ないセットアップに便利です。
互換性スキーマとして transposed_with_wide_view
もあり、実際のデータが変換スキーマ(system.transposed_metric_log
)を使用してテーブルに保存され、上に広いスキーマを使用してビューが作成されます。このビューは変換テーブルをクエリし、wide
スキーマから transposed
スキーマへの移行に役立ちます。
関連情報
- metric_log 設定 — 設定の有効化と無効化。
- system.asynchronous_metrics — 定期的に計算されたメトリックを含む。
- system.events — 発生したイベントの数を含む。
- system.metrics — 即座に計算されたメトリックを含む。
- Monitoring — ClickHouse モニタリングの基本概念。