system.background_schedule_pool_log
ClickHouse Cloud でのクエリ実行
このシステムテーブルのデータは、ClickHouse Cloud の各ノードにローカルに格納されています。そのため、すべてのデータを包括的に確認するには、clusterAllReplicas 関数を使用する必要があります。詳細についてはこちらを参照してください。
system.background_schedule_pool_log テーブルは、background_schedule_pool_log サーバー設定が指定されている場合にのみ作成されます。
このテーブルには、バックグラウンドスケジュールプールで実行されたタスクの履歴が含まれます。バックグラウンドスケジュールプールは、分散送信、バッファフラッシュ、メッセージブローカーの操作といった定期タスクの実行に使用されます。
system.background_schedule_pool_log テーブルには、次のカラムが含まれます。
hostname(LowCardinality(String)) — クエリを実行しているサーバーのホスト名。event_date(Date) — イベントの日付。event_time(DateTime) — イベントの時刻。event_time_microseconds(DateTime64) — マイクロ秒精度でのイベントの時刻。query_id(String) — バックグラウンドタスクに関連付けられたクエリの識別子(これは実際のクエリではなく、system.text_log内のログを突き合わせるためにランダムに生成される ID です)。database(LowCardinality(String)) — データベース名。table(LowCardinality(String)) — テーブル名。table_uuid(UUID) — バックグラウンドタスクが属するテーブルの UUID。log_name(LowCardinality(String)) — バックグラウンドタスクの名前。duration_ms(UInt64) — タスク実行時間(ミリ秒単位)。error(UInt16) — 発生した例外のエラーコード。exception(String) — 発生したエラーのテキストメッセージ。
system.background_schedule_pool_log テーブルは、最初のバックグラウンドタスクが実行された後に作成されます。
例
関連項目
- system.background_schedule_pool — バックグラウンドスケジュールプールで現在スケジュールされているタスクに関する情報を含みます。