Pretty
入力 | 出力 | エイリアス |
---|---|---|
✗ | ✔ |
説明
Pretty
フォーマットはデータを Unicode アートテーブルとして出力し、ターミナルでの色の表示のために ANSI エスケープシーケンスを使用します。テーブルの完全なグリッドが描画され、各行はターミナルで2行を占めます。各結果ブロックは別々のテーブルとして出力されます。これは、すべての値の表示幅を事前に計算するためにはバッファリングが必要であるため、ブロックをバッファリングなしで出力できるようにするために必要です。
NULL は ᴺᵁᴸᴸ
として出力されます。
使用例
例(PrettyCompact
フォーマット用に表示):
行は Pretty
フォーマットのいずれにおいてもエスケープされません。次の例は PrettyCompact
フォーマットのために示されています:
ターミナルに過剰なデータが出力されるのを避けるため、最初の 10,000
行のみが印刷されます。行数が 10,000
以上の場合、「最初の 10 000 を表示しました」というメッセージが印刷されます。
注記
このフォーマットはクエリ結果を出力するのにのみ適しており、データの解析には適していません。
Pretty フォーマットは、合計値を出力すること(WITH TOTALS
使用時)や、極値を出力すること('extremes' が 1 に設定されている場合)をサポートします。この場合、合計値と極値は、メインデータの後に別々のテーブルとして出力されます。これは、以下の例で PrettyCompact
フォーマットを使用して示されています:
フォーマット設定
The following settings are common to all Pretty
formats:
Setting | Description | Default |
---|---|---|
output_format_pretty_max_rows | Pretty フォーマットの行数制限。 | 10000 |
output_format_pretty_max_column_pad_width | Pretty フォーマットでカラム内のすべての値をパディングする最大幅。 | 250 |
output_format_pretty_max_value_width | Pretty フォーマットで表示する値の最大幅。これを超える場合はカットされます。 | 10000 |
output_format_pretty_color | Pretty フォーマットで色を付けるために ANSI エスケープシーケンスを使用します。 | true |
output_format_pretty_grid_charset | グリッドボーダーを印刷するためのキャラクタセット。利用可能なキャラクタセット: ASCII, UTF-8。 | UTF-8 |
output_format_pretty_row_numbers | Pretty 出力フォーマットの各行の前に行番号を追加します。 | true |
output_format_pretty_display_footer_column_names | テーブルに多くの行が含まれている場合にフッターにカラム名を表示します。 | true |
output_format_pretty_display_footer_column_names_min_rows | output_format_pretty_display_footer_column_names が有効な場合にフッターを表示するための最小行数を設定します。 | 50 |