JSON
Input | Output | Alias |
---|---|---|
✔ | ✔ |
説明
JSON
フォーマットは、JSONフォーマットでデータを読み込み、出力します。
JSON
フォーマットは以下を返します:
パラメーター | 説明 |
---|---|
meta | カラム名とその型。 |
data | データテーブル |
rows | 出力行の合計数。 |
rows_before_limit_at_least | LIMITがない場合の最小行数。クエリにLIMITが含まれている場合のみ出力されます。クエリにGROUP BY が含まれている場合、rows_before_limit_at_leastはLIMITがなかった場合の正確な行数となります。 |
statistics | elapsed 、rows_read 、bytes_read などの統計情報。 |
totals | 合計値(WITH TOTALSを使用している場合)。 |
extremes | 極値(extremesが1に設定されている場合)。 |
JSON
型はJavaScriptと互換性があります。これを確保するために、一部の文字が追加でエスケープされます:
- スラッシュ
/
は\/
としてエスケープされます。 - 一部のブラウザを破損させる代替改行
U+2028
とU+2029
は\uXXXX
としてエスケープされます。 - ASCII制御文字はエスケープされます: バックスペース、フォームフィード、改行、キャリッジリターン、および水平タブはそれぞれ
\b
、\f
、\n
、\r
、\t
に置き換えられ、00-1F範囲の残りのバイトは\uXXXX
シーケンスを使用して置き換えられます。 - 無効なUTF-8シーケンスは置換文字 � に変更されるため、出力テキストは有効なUTF-8シーケンスで構成されます。
JavaScriptとの互換性のために、Int64およびUInt64整数はデフォルトでダブルクオートで囲まれます。
クオートを削除するには、設定パラメーター output_format_json_quote_64bit_integers
を 0
に設定します。
ClickHouseは NULL をサポートしており、これはJSON出力で null
と表示されます。出力で +nan
、-nan
、+inf
、-inf
値を有効にするには、output_format_json_quote_denormals を 1
に設定します。
使用例
例:
フォーマット設定
JSON入力フォーマットの場合、設定 input_format_json_validate_types_from_metadata
が 1
に設定されていると、
入力データのメタデータからの型が、テーブルの対応するカラムの型と比較されます。
関連項目
- JSONEachRow フォーマット
- output_format_json_array_of_rows 設定