Google Dataflow と ClickHouse の統合
ClickHouse Supported
Google Dataflow は、完全に管理されたストリームおよびバッチデータ処理サービスです。Java または Python で記述されたパイプラインをサポートし、Apache Beam SDK を基盤としています。
Google Dataflow を ClickHouse と組み合わせて使用する主な方法は二つあり、どちらも ClickHouseIO Apache Beam コネクタ
を活用しています。
1. Java ランナー
Java ランナー は、ユーザーが Apache Beam SDK の ClickHouseIO
統合を使用してカスタム Dataflow パイプラインを実装できるようにします。このアプローチは、パイプラインロジックに対する完全な柔軟性と制御を提供し、ユーザーが特定の要件に合わせて ETL プロセスを調整できるようにします。ただし、このオプションは Java プログラミングの知識と Apache Beam フレームワークへの精通を必要とします。
主な機能
- 高いカスタマイズ性。
- 複雑または高度なユースケースに最適。
- コーディングおよび Beam API の理解が必要。
2. 予め定義されたテンプレート
ClickHouse は、BigQuery から ClickHouse へのデータインポートなど、特定のユースケース向けに設計された 予め定義されたテンプレート を提供しています。これらのテンプレートはすぐに使用でき、統合プロセスを簡素化するため、ノーコードソリューションを好むユーザーにとって優れた選択肢です。
主な機能
- Beam コーディングは不要。
- 簡単なユースケースに対して迅速かつ簡便なセットアップ。
- 最小限のプログラミング専門知識を持つユーザーにも適している。
どちらのアプローチも Google Cloud および ClickHouse エコシステムと完全に互換性があり、技術的専門知識やプロジェクト要件に応じた柔軟性を提供します。