PlanetScale for Postgres ソースセットアップガイド
参考
PlanetScale for Postgres は現在 early access にあります。
サポートされている Postgres バージョン
ClickPipes は Postgres バージョン 12 以降をサポートしています。
論理レプリケーションの有効化
- Postgres インスタンスでレプリケーションを有効にするには、以下の設定が行われていることを確認する必要があります:
同様の確認をするには、次の SQL コマンドを実行できます:
出力はデフォルトで logical
であるべきです。そうでない場合は、PlanetScale コンソールにログインし、Cluster configuration->Parameters
に移動し、Write-ahead log
の下にスクロールして変更してください。

注意
PlanetScale コンソールでこれを変更すると、再起動がトリガーされます。
- さらに、デフォルトの 4GB から
max_slot_wal_keep_size
の設定を増加させることを推奨します。これは、Cluster configuration->Parameters
に移動し、Write-ahead log
にスクロールすることで PlanetScale コンソールを通じて行います。新しい値を決定するために、こちらを確認してください。

権限と公開を持つユーザーの作成
CDC に適した必要な権限を持つ ClickPipes 用の新しいユーザーを作成し、レプリケーションに使用する公開物も作成します。
これには、デフォルトの postgres.<...>
ユーザーを使用して PlanetScale Postgres インスタンスに接続し、以下の SQL コマンドを実行します:
注記
clickpipes_user
と clickpipes_password
を希望のユーザー名とパスワードに置き換えてください。
注意事項
- PlanetScale Postgres に接続するには、上記で作成したユーザー名に現在のブランチを付加する必要があります。例えば、作成したユーザーが
clickpipes_user
であった場合、ClickPipe 作成時に指定する実際のユーザーはclickpipes_user
.branch
であり、ここでbranch
は現在の PlanetScale Postgres の branch の「id」を指します。これを迅速に判断するには、以前にユーザーを作成するために使用したpostgres
ユーザー名を参照し、ピリオドの後ろの部分がブランチ id になります。 - PlanetScale Postgres に接続する CDC パイプに
PSBouncer
ポート(現在6432
)を使用しないでください。通常のポート5432
を使用する必要があります。初回ロード専用のパイプにはどちらのポートも使用できます。 - 必ずプライマリインスタンスにのみ接続していることを確認してください。レプリカインスタンスへの接続 は現在サポートされていません。
次は何ですか?
現在、ClickPipe を作成して、Postgres インスタンスから ClickHouse Cloud にデータを取り込むことができます。Postgres インスタンスを設定する際に使用した接続情報をメモしておくことを忘れないでください。ClickPipe 作成プロセスで必要になります。