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WindowsにWSLを使ってClickHouseをインストールする

要件

注記

WindowsにClickHouseをインストールするには、WSL (Windows Subsystem for Linux) が必要です。

WSLをインストールする

管理者としてWindows PowerShellを開き、次のコマンドを実行します:

wsl --install

新しいUNIXのユーザー名とパスワードを入力するよう促されます。希望のユーザー名とパスワードを入力すると、次のようなメッセージが表示されるはずです:

Welcome to Ubuntu 24.04.1 LTS (GNU/Linux 5.15.133.1-microsoft-WSL2 x86_64)

curlを使用したスクリプト経由でClickHouseをインストールする

次のコマンドを実行して、curlを使用してスクリプト経由でClickHouseをインストールします:

curl https://clickhouse.com/ | sh

スクリプトが正常に実行されると、次のメッセージが表示されます:

Successfully downloaded the ClickHouse binary, you can run it as:
  ./clickhouse

clickhouse-localを起動する

clickhouse-localを使用すると、ClickHouseの強力なSQL構文を利用してローカルおよびリモートファイルを処理できます。設定をする必要はありません。テーブルデータは一時的な場所に保存されるため、clickhouse-localを再起動した後は以前に作成したテーブルは利用できなくなります。

次のコマンドを実行してclickhouse-localを起動します:

./clickhouse

clickhouse-serverを起動する

データを永続化したい場合は、clickhouse-serverを実行する必要があります。次のコマンドを使用してClickHouseサーバーを起動できます:

./clickhouse server

clickhouse-clientを起動する

サーバーが起動した状態で、新しいターミナルウィンドウを開き、次のコマンドを実行してclickhouse-clientを起動します:

./clickhouse client

次のようなものが表示されます:

./clickhouse client
ClickHouse client version 24.5.1.117 (official build).
Connecting to localhost:9000 as user default.
Connected to ClickHouse server version 24.5.1.

local-host :)

テーブルデータは現在のディレクトリに保存され、ClickHouseサーバーの再起動後も利用可能です。必要に応じて、./clickhouse serverにオプションのコマンドライン引数として-C config.xmlを渡し、設定ファイルにさらなる設定を提供できます。利用可能なすべての設定はこちらサンプル設定ファイルテンプレートに文書化されています。

これで、ClickHouseにSQLコマンドを送信する準備が整いました!