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ArrowFlight

ArrowFlight テーブルエンジンは、ClickHouse が Apache Arrow Flight プロトコルを介してリモートデータセットをクエリできるようにします。 この統合により、ClickHouse は高パフォーマンスで列指向の Arrow 形式で外部の Flight 対応サーバーからデータを取得できます。

テーブルの作成

CREATE TABLE [IF NOT EXISTS] [db.]table_name (name1 [type1], name2 [type2], ...)
    ENGINE = ArrowFlight('host:port', 'dataset_name' [, 'username', 'password']);

エンジンパラメータ

  • host:port — リモート Arrow Flight サーバーのアドレス。
  • dataset_name — Flight サーバー上のデータセットの識別子。
  • username - 基本的な HTTP スタイルの認証に使用するユーザー名。
  • password - 基本的な HTTP スタイルの認証に使用するパスワード。 usernamepassword が指定されていない場合、認証が使用されないことを意味します (これは Arrow Flight サーバーがそれを許可する場合のみ機能します)。

使用例

この例では、リモート Arrow Flight サーバーからデータを読み取るテーブルを作成する方法を示します:

CREATE TABLE remote_flight_data
(
    id UInt32,
    name String,
    value Float64
) ENGINE = ArrowFlight('127.0.0.1:9005', 'sample_dataset');

まるでローカルテーブルのようにリモートデータをクエリします:

SELECT * FROM remote_flight_data ORDER BY id;
┌─id─┬─name────┬─value─┐
│  1 │ foo     │ 42.1  │
│  2 │ bar     │ 13.3  │
│  3 │ baz     │ 77.0  │
└────┴─────────┴───────┘

ノート

  • ClickHouse で定義されたスキーマは、Flight サーバーによって返されるスキーマと一致する必要があります。
  • このエンジンは、フェデレーテッドクエリ、データバーチャライゼーション、およびストレージとコンピュートのデカップリングに適しています。

その他の情報