メモリ
会話をまたいでエージェントが参照できる、ユーザーごとの保存領域です。これは複数のエントリで構成されており、それぞれがキー・バリューのペアになっています。たとえば、希望する 日付フォーマット、普段クエリするデータベース、応答をどの程度簡潔にしたいかといった情報です。必要に応じて、エージェントはこれらをコンテキストに取り込みます。
メモリの仕組み
小さなメモリエージェントが、メインの会話と並行して動作します。直近のメッセージを読み取り、記憶しておく価値がある内容を判断して、ユーザーごとの保存領域にエントリを書き込みます。次の会話では、それらのエントリをコンテキストとして利用できるため、同じことを繰り返して伝えなくても、メインエージェントが参照できます。
これにより、会話に一貫性が生まれます。たとえば、SQL の出力は小文字がよいことや、会計年度が 3 月に終わることを一度エージェントに伝えておけば、その後の会話でもそれに沿った応答をするようになります。
メモリを管理する
左側のナビゲーションにある Memories (脳の形の) アイコンからメモリパネルを開きます。このパネルには保存済みのメモリが一覧表示され、エントリの作成、編集、削除、絞り込みを行うためのコントロールが用意されています。

メモリはユーザーごとに非公開です。ほかのユーザーのエージェントがあなたのエントリを見ることはなく、あなたのエージェントがほかのユーザーのエントリを見ることもありません。
メモリ を作成する
パネル上部の + ボタンをクリックして、Create メモリ ダイアログを開きます。秘密鍵 (小文字の英字とアンダースコアのみ) と 値 を入力し、Create をクリックします。

メモリを絞り込む
パネル上部のメモリを絞り込む入力欄を使用して、キーでエントリを検索できます。

メモリを編集する
メモリの鉛筆アイコンをクリックして Edit Memory ダイアログを開きます。秘密鍵 または 値 を変更し、Save をクリックします。

メモリを削除する
メモリのごみ箱アイコンをクリックして削除します。

メモリの切り替え
メモリパネルの上部にあるメモリを使用チェックボックスで、メモリのオン/オフを切り替えます。保存したくない機密性の高い話題や、パーソナライズが不要な単発の会話では、これをオフにしてください。
メモリがオフの場合、エージェントはメモリストアの読み取りも書き込みも行いません。

メモリのベストプラクティス
メモリが役立つ場面:
- 繰り返し使う慣例: 推奨の日付フォーマット、業務上の定義、命名パターン。
- プロジェクトの文脈: 普段どのサービスやデータベースをクエリするか、どのダッシュボードを重視しているか。
- コミュニケーションのスタイル: 簡潔か饒舌か、コード中心の応答か文章中心の応答か。
メモリは、データベースとして使うことを想定したものではありません。たとえば、大量の参考資料を格納する場所ではありません。 そのためには、代わりにスキルを使うか、その資料をエージェントの指示に組み込んでください。 また、過去のチャットを検索するためのものでもありません。その役割は会話履歴自体が担います。