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低カーディナリティのパーティショニングキーを選択

ClickHouse Cloud のテーブルに対して(多くの行を含む必要がある)INSERT ステートメントを送信すると、そのテーブルが パーティショニングキー を使用していない場合、INSERT のすべての行データはストレージの新しいパーツに書き込まれます:

パーティショニングキーなしでのINSERT - 作成された1つのパーツ

一方、ClickHouse Cloud のテーブルに対してINSERT ステートメントを送信し、そのテーブルがパーティショニングキーを持つ場合、ClickHouse は以下を実行します:

  • INSERT に含まれる行のパーティショニングキー値をチェックします
  • 異なるパーティショニングキー値ごとにストレージに新しいパーツを作成します
  • パーティショニングキー値に基づいて行を対応するパーツに配置します
パーティショニングキーありでのINSERT - パーティショニングキー値に基づいて作成された複数のパーツ

したがって、ClickHouse Cloud のオブジェクトストレージへの書き込みリクエストの数を最小限に抑えるために、低カーディナリティのパーティショニングキーを使用するか、テーブルにパーティショニングキーを使用しないようにしてください。