一括挿入

バルクデータの取り込み

デフォルトでは、ClickHouseに送信された各挿入は、挿入データと一緒に保存する必要のある他のメタデータを含むパーツをストレージに即座に作成します。 したがって、少ない挿入数で各挿入により多くのデータを含めることは、より大きな挿入数で各挿入に少ないデータを含めることと比較して、必要な書き込みの数を減少させます。一般的に、1回の挿入につき少なくとも1,000行、理想的には10,000行から100,000行の比較的大きなバッチでデータを挿入することをお勧めします。これを達成するために、Buffer table Engineのようなバッファメカニズムを実装してバッチ挿入を有効にするか、非同期挿入を使用することを検討してください（詳しくは非同期挿入を参照）。

ヒント

挿入のサイズに関係なく、挿入クエリの数は1秒あたり約1件の挿入クエリに保つことをお勧めします。 この推奨の理由は、作成されたパーツがバックグラウンドで大きなパーツにマージされるため（読み取りクエリのためにデータを最適化するため）、1秒あたりに多くの挿入クエリを送信することは、バックグラウンドのマージが新しいパーツの数に追いつけなくなる状況を引き起こす可能性があるためです。 ただし、非同期挿入を使用する場合（詳しくは非同期挿入を参照）、1秒あたりの挿入クエリのレートを高くすることができます。